去年の1月頃から日本でもコロナウイルスによる感染が確認され、瞬く間にコロナ患者の数は急増して4月7日に7つの都府県に緊急事態宣言が出され4月16日に宣言を全国に拡大した。この時から重症コロナ患者の病床確保と重症コロナ患者専門の担当医師と担当看護師の不足が問題になり、テレビ等のメディアでも今後コロナ患者が急増した場合に備えて今から病床の確保と専門医師と専門看護師の養成が叫ばれていた❗❗。しかし、日本政府も国会議員も日本医師会もこの1年間何の手も打たず、ただマスクをして手洗いをして4人以上での会食を控え飲食業の営業は夜8時までとし外出は自粛しましょうと国民に強いるだけであった❗❗。最初の緊急事態宣言が出されてから1年経った令和3年4月に至った現在も、重症コロナ患者専用の病床とコロナ患者専門の担当医師と担当看護師の不足は解消されていない❗❗。政府と国会議員と日本医師会の優柔不断で対策の決断をしない態度は、我々国民の目から見れば無責任な責任逃れに見えて仕方ない大阪府を始めとする幾つかの府県の首長は限られた権限の中でコロナ対策を実行して前向きに取り組んでいる❗❗❗。今回のコロナウイルス災害で改めて分かった事は、非常事態の時には法律で決められた強い権限を持ち非常事態を指揮する人物が居ると云う事であった❗❗❗❗。最近の日本での災害を振り返ればよく分かる阪神淡路大震災や東日本大震災、そして近年では多くの大型自然災害に見舞われ地方自治体の力だけでは対処が出来なく成って来ている❗❗。これ以外にも近年では外国による領海侵犯または日本領土の諸島でありながら日本漁船が島に近付けないと云う異常事態にあり、不法行為によって拉致された拉致被害者を取り戻すには今は無い法律を直ぐに国会で成立させ新しい法律で決められた強い権限を執行する人物を首相と定め解決に当たる事が必要である❗❗❗❗。現在の日本に於いて適任者は首相以外に無い、非常事態時のみこの権限を首相に与え権限使用時の全ての事象に免責を与えれば躊躇が無くなりあらゆる非常事態に対して素早く対処が出来る❗❗❗❗。
コロナウイルス感染の第4波の波が関西から始まり、首都圏から日本各地に拡がろうとして居る金曜日の夕方に1人の男が居酒屋ののれんを潜った。ここは関西の地方都市にある居酒屋オタフクで男の馴染みの店である、4月に入ると町中は夕方の6時を過ぎてもまだ明るく5時過ぎに店を訪れる者は少なかった。大吉が暖簾を潜り大吉がカウンターに座ると、大吉が何も言わなくても店の主人政則は大吉の1番お気に入り灘の黒松剣菱コップ1杯と突き出しの肴を大吉の前に置き「お疲れさん」と威勢のよい声を掛けた。
大吉が店の主人政則と初めて出会ってからもう45年に成る、その日は居酒屋オタフクの開店日で政則と妻の京子が10代で結婚して2人の夢を20代前半で叶えた記念すべき開店日であった。大吉と政則は直ぐに意気投合して、政さん大さんと呼び合う仲に成った2人は年も近かったが政則が2つ上であったが二人の間には垣根は無かった。大吉がオタフクに通い始めて暫くした時、政則が大吉に「大さんこれからは好きな時に奥の座敷を使っても良いよ」と言って呉れた。それから大吉は1人で呑む時も、仲間と一緒に呑む時も遠慮なく奥の部屋を使用させて貰って居る。大吉は大好きな黒松剣菱を吞み終えると、政さん借りるよと声を掛け店の奥にある大吉達3人組の専用部屋に入った。暫くすると店の表から永吉と長吉の声が聞こえ、マスクをした永吉と長吉が部屋に入ってきて座ると大吉の音頭で「今日もお疲れ様」の乾杯をして楽しい会話が始まるのであった。飲食しながら会話する時は政則が考案して業者に作らせた、アーク溶接の面見たいな透明な面を顔の前にかざして会話をするのであった。
「この間テレビを見ていたらキャスターが言って居たけど、拉致事件が起きてから44年に成るけどまだ多くの拉致被害者が北朝鮮に残ったままで進展が無いと言って居たよ❗」
と永吉が言って二人の顔を見た❗。