全ての人間は約20万年前にアフリカ内陸国ボッワナで誕生した新人類ホモサピエンスの祖先から分かれた兄弟姉妹で命を何世代に渡り受け継ぎ平等に命を与えられた奇跡の人々であり、人々は命を与えられた瞬間から誰もが平等に死に向かって歩み始め誰一人として寿命の長さを保証された者は世界の何処にも居らず命を与えられた全員が同じ条件で全員が平等な奇跡の人である❗。しかし、奇跡の人として命を与えられても生まれて直ぐに死ぬ者もいれば金持ちの家庭に産まれる者や普通の家庭に産まれる者そして貧乏な家庭に産まれる者や貧困な家庭に産まれる者と様々であるが、誰一人として寿命の長さを保証された者は地球上に存在せず平等である確かに生まれ育つ環境に違いがあり何不自由なく生活出来る人々が幸せで貧乏な家庭や貧困家庭に育った者が不幸とは言い切れない❗。

現代人の祖先であるホモサピエンスがアフリカの内陸国ボッワナで誕生してから約20万年の時が流れて居るが人間の平均寿命を40年として計算すると現在地球上に生きる人々は誰もが最初の人間から数えて5000代目に成り、現代に生きる全ての人々は誰もが約20万年前に誕生した命を5000代に渡り絶やす事無く受け継いで来た誇るべき奇跡の人である事を自覚して自死する事無く寿命が尽きるまで生き抜く事が未来の人々に素晴らしい人類の歴史を伝える事であり5000代目の命を与えられた者の使命であり責任である❗。

人の生きる道に是が正しい道と言う決まった道は無く人の生き方は千差万別で人の数だけ道はあり自分の生きる道も自分の意思で幾度となく変える自由がであり、最初に決めた道を真っ直ぐに突き進む人生や状況に応じて進む道を変えながら生きる人生もあり人は自分に合った人生を生きれば良い❗。大切な事はこの世に選ばれて生まれた奇跡の人である自分の命を大切にする事であり自分が受け継いで来た命が如何に長い歴史を経て来た事の重みを自覚して、約20万年前にアフリカ内陸国ボッワナで誕生した命を引き継いで来た自分の命を絶やす事無く次の世代に引き渡す事が奇跡の命を与えられた者の使命であり責任である❗。奇跡の命を与えられた人々の生きる道は決して平坦な道では無く人生の殆どが挫折の繰り返しで心が折れ逃げたくなる苦しい人生であるが逃げてはならない人は苦しい人生の中で時々出会う小さな喜びで苦しい事を一時的に忘れ幸福に浸る事が出来る、寿命を全うする秘訣は物事に対処する発想を転換する事で悲観的に捉えた物事の見え方が大きく変わり楽観的に捉える事が出来る様に成り考え方が前向きに成り意識的に良い事に目を向ける習慣が身に付き人生が楽しく生きる喜びが得られる❗。

今週に入ると先週までの暖かさが嘘の様に冷雨が続き人々は寒さに震え慌てて仕舞い込んだ冬物を取り出す騒ぎが各地で見られたが、人々は例年通りの寒さに戻った事で2月の季節に応じた服装をする事に何故か安堵感を覚えこれが当たり前の季節である事に安心するのであった❗。天皇陛下の誕生日である前日の木曜日夕方雨の降る街中を寒さに震えながらも連休を前にウキウキとした様子の仕事帰りの群衆に混じって軽やかな足取りで歩く大吉の姿が目に入る、行く先は馴染みの居酒屋オタフクで今年は元旦に能登半島大地震があり2日の夕方には羽田空港で航空機の衝突炎上事故が起きて永吉も長吉も忙しく今日が今年初めてのおみくじ3人組が集まる日であった❗。

大吉が暖簾を潜り抜けると「いらっしゃい!お疲れ様!」威勢の良い政則の声が聞こえカウンター席に座ると、直ぐに大吉が大好きな灘の黒松剣菱コップ1杯と黒松剣菱に合う様に政則が工夫した突き出しが何時もの様にカウンターに並んだ❗。大吉はコップの黒松剣菱を口に含み味わってから飲み干した顔からは至福が溢れて如何に黒松剣菱が大好きかが良く分かり、また突き出しも政則が大吉の為に黒松剣菱に合う様に工夫した突き出しであるから黒松剣菱とは相性が良く大吉は満足して居た❗。

「大さんも俺も今日は年が明けてから初めて永さんと長さんに出会うけど、正月から約2カ月程経つから正月の挨拶も可笑しいから抜きにして普段通りで行こか」

[俺なんかこの前雨が一時止んだ朝に裏山からチッチッチと鳴くウグイスの鳴き始めの声を聞いたから正月の挨拶は今更いらんと思うわ、それに10日もすれば雛祭りがあって3月1日から14日まで奈良東大寺のお水取りの行事があって是が終われば春は直ぐそこや❗」

 大吉はコップに残った黒松剣菱を飲み干し「奥の部屋借りるよ!」、店主の政則と妻の京子に声を掛けると通い慣れた店の奥に向かった❗。店の奥にある小部屋は客室では無く店主政則と妻の京子が休憩する場所であったが居酒屋オタフクの開店日に来店した大吉と歳も近く少し話しをしただけでお互い馬が合い2人は意気投合して政さん大さんと呼び合う様になり、それ以来政則は大吉が仕事帰りにくつろげる様にと政則と妻の京子の休憩する小部屋を大吉が来店した時は貸す様に成った2人の歳はこの時政則が22歳で大吉は2歳年下であったが同級生見たいに何でも話し合える仲であった❗。

大吉が部屋に入り横に成ってテレビを見ていると店の表から政則と妻の京子に挨拶をする永吉と長吉の声が聞こえて暫くすると部屋の障子が開き「大さんお待たせ!」2人のハモる声が聞こえ2人が何時もの席に座ると、直ぐに何時もの様にテーブルの上にビールと定番の焼き鳥の盛り合わせと冬の定番おでんの盛り合わせが並びそれぞれのコップに自分でビールを満たすと「お疲れさま!乾杯!」大吉の音頭で楽しい楽しいおみくじ3人組の宴が始まった❗。

 大吉が最初に話しを始めた❗。日本ではこの数十年の間だ毎年多くの自殺者が出たり虐待で幼い命が奪われたり人を殺したかったと言って見ず知らずの人を殺したり自分善がりな妄想で多くの人を殺したり命を蔑ろにする事象が多発して居るけど、俺は今年初めて開く宴で話す話題を命の大切さに付いて永さんと長さんの3人で話しをして歴史ある命を授かった現在生きてる人達に命の重みと大切さをSNSで訴えて自分で命を絶つ者や他人の命を奪う者に人々の命が長い歴史を経てる事を訴えたいんや❗。

「2人には今までに話した事があるから知って居るけど我々の祖先は約20万年前にアフリカ内陸国のボッワナザンベジ川の湿地帯で誕生した新人類ホモサピエンスが世界各地に住む人間の祖先や、だから地球上に住む肌の色が違う人間でも祖先は同じやから皆兄弟姉妹やし肌の色で差別するんは可笑しいわ昔テレビである団体の会長が人類皆兄弟姉妹と言うコマーシャルをして居たけどずっと後で人類の祖先が同じと知ってこの会長の見識と先見の明があった事に驚いたし改めて偉い人やと思ったわ❗」

  長吉が口を開いた。

「本来なら大さん人の祖先は約20万年前以降に誕生する事は無いんやな、例えば江戸時代の途中や平安時代の途中で突然産まれる事は絶対あり得ないんやな❗」

「そうや今生きて居る人間は全員が約20万年前に誕生した命を何世代に渡り受け継ぐ奇跡の命を与えられた人間ばかりやから、自分で命を絶ったり人の命を奪っては駄目や出し生きて居る事に誇りを持って一生懸命寿命が尽きるまで生きて行かないかんし未来に命を繋ぐ事が現在地球上に生きてる者の使命やと俺は思うわ❗」

 大吉は話しを続けた。

「日本ではあそこの家系は5代以上続く家系とか10何代も続く名家とか言う事が多いけど日本で1番長く続く家系は天皇家の127代やけど現在地球上に生きる人々は100数十代の家系に驚く事あらへんで、今現在地球上に生きる人々は全員がホモサピエンスの初代から数えたら5000代目前後やから多少の違いがあっても現在地球上に生きる人々は全員が選ばれし奇跡の人である事に誇りを持って生き寿命を全うせないかんのや❗。何で現在地球上に生きる人々が5000代目と言うと初代から現代までの平均寿命を40年として計算すると人類が誕生して約20万年やから5000代目に成るんや、だから視野を広げて人間の事を考えたら地球上に住む人間は肌の色が違っても全員が親戚同士で兄弟姉妹やから争わず仲良くせないかんのや❗」

 大吉の話しに永吉も長吉も大きく頷くのであった、頷く2人を見て大吉はオタフクの店主政則と妻の京子の生き方を話した❗。

「オタフクの店主政則さんと妻の京子さんはそれぞれ違う中学を卒業して料亭に就職した時に出会ったんが初めで一緒に働く内にお互い好きに成って結婚して2人の店を持つ夢の為に一生懸命に働いたそうや、その時一生懸命働く糧と成った言葉が就職した料亭の主人が働き始めた2人に教えて呉れた3つの言葉が2人の生きる糧に成って人としての生き方を大きく変えて22歳で居酒屋オタフクを開店する事が出来たんやって❗。

1つは、人生は今の瞬間の積み重ねである今を大切に生きよ

1つは、苦難は必ず活路を伴っている逃げずに向き合えば道は開ける

1つは、一日一生と思い生きよ

の言葉を政則さんから教えて貰ってから俺も頭に刻んで生きて行こうと努力して生きているけど苦難が続くと弱気に成って言葉を忘れる事があって難しいわでもな今の瞬間を大切にして一日を過ごすと大きな満足感が得られるし苦難から逃げずに向きあった時は良い結果が出たし逃げた時は事態が更に悪く成った経験をして3つの言葉の大切さが良く分かったわ。」

 大吉の話しを2人は食い入る様に聞いて居た、俺も大好きな言葉があるから2人に聞いて欲しいと永吉が言って話しを始めた❗。

「俺が昔読んだ本に薬師寺の元管主高田好胤さんの話しが書いてあって、その書いてある文を何度も読み返して読んでる内に肩の力が抜けて生きて行く事が楽に成ったわ❗。その文章は(かたよらないこころ、こだわらないこころ、とらわれないこころ、ひろく、ひろく、もっとひろく・・・・これが般若心経空のこころなり)と言う言葉やけど俺は今まで物事に対して偏ってこだわって囚われて居たから心にゆとりが無くて自分から生き方を狭めて居たと気遣されたんや❗」

 おみくじ3人組が言いたい事は5000代に渡って引き継いで来た命を誇りに思って自分で生きる為の努力をして欲しくて生きる糧と成る3つの言葉を取り上げ、薬師寺の元管主高田好胤さんの言葉をとりあげたが命を粗末にする人達に言いたい事は一度でも良いから一日一生と思って何事にも手を抜かずやり通せば生きる道が見えて来ると言いたかった❗。そして薬師寺の元管主高田好胤さんの(かたよらず、こだわらず、とらわれず)の心で生きる事が人生を楽しく過ごせる秘訣であり、地球上に生きる人々で明日も生きれると保証された者は誰も居ないからこそ一日一生を座右の銘として自分の寿命を全うして欲しいと3人は思うのであった❗。

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